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2020年9月3日

禰豆子、旅立ちました

何故、悲しいことは重なるのでしょう。

禰豆子が虹の橋の向こうへ飛んで行ってしまいました。
まるで政宗の後を追うかのようでした。
禰豆子は、元々は公園に捨てられていた白文鳥です。
排泄物に大量の血が混じったため、保護施設で検査と治療を受けていました。
人を怖がる子なので、治療中に暴れて羽の骨を折り、レントゲン検査中に脚の骨を折り、さらに反対側の羽も折ったそうです。
獣医師達が治療を続けていましたが、かなり危険な状態になってしまったため、担当医が当院に連れてきました。
あまりにも酷い状態に驚きました。
里親探しは不可能と判断し、院長がそのまま引き取ったのですが、結局私は助けてあげることが出来ませんでした。
禰豆子は子宮に病気があり、そこから出血をしていました。
開腹手術が必要だったのですが、直ぐに手術をすることが出来ませんでした。
太い骨が3か所も折れた身体で食事も取れず、体重は限界まで減っていたからです。
犬猫なら、もっと積極的な治療が出来たかも知れませんが、私は禰豆子の体力回復を優先しました。
酸素室で、保温、紫外線、アミノ酸バランスが取れた特別食を与え、中西統合治療をしました。
一時は回復に向かったものの徐々に悪化し、静かに眠りにつきました。
皮膚が裂け骨が飛び出していた胸部はすっかり綺麗に治っていたこと、両側が折れていた羽で小さく羽ばたける様になっていたこと、折れていた脚で止まり木につかまれる様になっていたことは私の小さな救いです。
王騎です。
やっぱり元気な子は嘴とアイリングの色が濃いですね…。

禰豆子を応援して下さった皆さん、ありがとうございました。
私に託して下さった保護施設の皆さん、ごめんなさい。
禰豆子、元気にしてあげらずごめんね。
もっと一緒にいたかったよ。

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