スタッフブログ
2021年1月31日
小さくても高齢でも出来ること
獣医師になって40年近いけど、それでも初めて出会う症例はあります。
最近は、厄介な病状や難易度の高い手術が続いています。
🏥
高齢だから、体が小さいから、治療を諦める必要はありません。
苦痛を和らげる方法はいくつもあります。
この子は、中医学と西洋医学の治療を7日施してから、レーザーとシーラーを使って短時間に無出血で手術をしました。
術後10分の写真です。
体重の半分が腫瘍の重さでした。
久しぶりに歩けたと飼い主さんが喜んでくれました。
よく頑張りました😂
体が軽くなって良かったネ😊💞💞
もちろん、全ての症例に手術が適応出来る訳ではないし、手術をしない選択を否定する訳でもありません。
小さくても高齢でも、手術で完治する可能性があり、不治の病には進歩した緩和ケアがあることを、ぜひ知って欲しいのです。
残りの天寿を穏やかに、幸せに過ごせます様に…💕🎵
(それが獣医冥利に尽きるのことです😊)
ママ、まだ〜
早く寝ようよ〜
まだ、もう少しね💕
