スタッフブログ

2019年9月14日

捨てられた命は軽くない

今朝、病院のシャッターを開けたら、外待合に迷彩柄のキャリーバックが置いてありました。

嫌な予感…。
蓋を開けたら毛布が詰まっていました。
その奥にはオムツをつけたオスのダックスが押し込まれていました。
いつからそこに居たんだろう。
暑かったね。
狭かったね。
苦しくて不安で、切なかったね。

全身の皮膚はマラセチアに感染して、悪臭を放っていました。
治療を受けていたのでしょうか…。

爪はこんなに伸びています。

歩きにくかったね。痛かったね。

もう大丈夫だよ。

爪切りをして、お腹いっぱい食べて、皮膚病の治療も始めました。😊
フサフサの毛に戻ったら、新しい家族を探そうね!
月曜日に一応届出を出しますが、探している人は居ないよね…💧
どんな理由があるにしろ、命を捨てるのは犯罪です。
動物病院は日々命を守る戦いをしている場所です。
そこに元気な子を捨てて行くのですね…。
一生懸命治療をしても、どうしても助けられない時があります。🏥
大切な命を亡くす辛さは、体を半分持って行かれるような激しい苦痛を伴います。
1日でも長く、1分でも長く一緒にいたい‼️
そう思った方々が大事な子を連れて来院する場所なのに、毎年何十匹持ち込まれるのでしょう…。

風太、ママは悲しいです。

絶対にあの子を幸せにするぞ‼️‼️✌️

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